29 July 2019

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チャドクガに刺されてしまうと

 

チャドクガの幼虫は(毛虫)は4月から10月にかけて年2回発生し、淡黄褐色で成長すると25mm程度になります。

チャノキや椿、サザンカなどのツバキ科の植物の葉を食い尽くします。

幼虫のうちは一箇所に固まっていることが多く、数十匹が向きを揃えて並び、葉を食べていきます。

一つの枝の葉を食べつくすと、団体で次の枝に移動して次の枝を食い尽くす。非常に厄介な毛虫です。

何らかの刺激を受けると頭を上げ左右に振る行動を一斉に行います。

数十匹の幼虫が同じリズムで頭を振り、同じリズムで動くことで体の大きな虫だと思わせ天敵を威嚇していると言われています。

体を揺らすことで抜けた毒針毛(どくしんもう)を風に乗せ、天敵を攻撃しているという説もあります。

幼虫は成長するにしたがって木全体に拡散していきます。

食欲旺盛でしていきます繁殖力も強く、放っておくと木が一本まる裸にされてしまうこともあります。

幼虫は毒針毛という毒針で刺しますが、脱皮して成虫になった後の抜け殻も刺さります。

●チャドクガに刺されてしまうと

毒の性質はハチ毒のような強い毒性はありませんが、かゆみが長期になることがあります。

触れたときは気づきませんが後で体中にボロボロができ、ひりひりとしてかゆくなり刺されたことに気づくことが多くなっています。

毒針毛に触れてから2~3時間して赤くはれ上がりかゆくなります。

一度この毒針毛に接触すると抗体が形成されるため、2度目以降刺されるとアレルギー反応を引き起こすことがあります。

そのため、1回目より2回目、3回目の方が症状が重くなることがあるそうです。

毒針毛が皮膚に付着したあと擦ると皮膚に刺さり内部の毒が注入されるため、かゆみを感じてかくことに炎症がより広がります。

●チャドクガの予防法

毒針毛はあらゆる隙間に入り込むため、腕全体や体の広範囲に発疹が生じる場合が多く予防も困難です。

長そでを着ても完全にはガードすることができません。

●チャドクガに刺された後の対処法

毒針毛は凄く細かく刺さると抜けにくい構造で毒が入っているため、乱雑に払ったりかいたりすると症状が全身に拡大します。

毒針毛の知識をもたず、すぐに治るだろと軽く考え放っておくと、だんだん全身にひろがり、かゆみで眠れなくなることもあります。

気がついたら触らず、衣服についた毒針毛をガムテープなどを貼って丁寧に除去しましょう。

洗濯機などでの水洗いはあまり効果がなく、洗濯機を通して他の衣料品に毒毛針を拡散させるので避けてください。

チャドクガの毒成分はたんぱく質で熱に弱いため、50℃以上のお湯で洗濯したりスチームアイロンをかけると良いでしょう。

熱やめまいを起こすこともあり、そのままにしておくと症状が悪化しかゆみが続きます。

市販の塗り薬はあまり効果がなく症状を悪化させることがありますので注意が必要です。

一般市販薬ではまず効果はみられないので、症状が重くなる前に迷わず皮膚科の診察を受け処方薬を使用してください。

 

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