16 August 2018

ハウスメンテナンスサービス

和室のメンテナンス

 

 

●畳の焼け焦げにはオキシドール

煙草などでできた畳に焦げ跡はオキシドールで脱色をします。
オキシドールを含ませた脱脂綿で焦げた跡をきれいに拭き取り、焦げ跡の両側からイグサを少しずつ寄せるようにして隙間をならします。
5ミリ程度の焦げ跡ならこれで十分で、これより小さな焦げ跡の場合は目打ちで焦げたところのイグサを2~3本抜き取り隙間をならします。
大きな焦げ跡の場合は畳店で畳表の切れ端を貰い、穴の大きさにカットしこれを接着剤で貼り付けましょう。

●畳のへこみにはアイロン

家具を移動したとき畳に残った家具の跡などのへこみは霧吹きで湿らせ、その上からタオルを当て布にしてアイロンがけをします。
湿気が残らないように天気の良い日を選びましょう。

●襖の引き手の汚れ防止には防水スプレー

新しい襖に取り替えたときや張り替えをしたときなど、予め防水スプレーをかけておくと汚れにくく、また汚れてもサッと雑巾で拭き取ることができるためお手入れも簡単です。
壁のスイッチ周りやソファの手の擦れる部分にも応用することできます。

●襖修理にはハガキ

襖修理は霧吹きで破れたところの周辺を湿らせて穴の裏側にハガキを差し込み、破れた襖紙の裏側に糊をつけて元通りの形になるようにハガキに貼り付けていきます。
糊は濃い目のものをたっぷりつけた方が効果的です。

●障子紙の強化には寒天

障子紙の強化は薄く溶いた寒天ををハケで障子全体に塗ります。
乾燥すると紙が一段と丈夫になり、ピンと張りも出てきて美しい仕上がりになります。
寒天塗りは障子を貼りかえるときに一緒に行うといいですが、乾く前にすると破れてしまいますので障子紙が乾いてから塗りましょう。

●障子の日焼けは漂白剤で

ハタキできれいにホコリを掃き、小さじ1杯の洗濯糊と少量の漂白剤をカップ1杯の水で溶かした液を霧吹きで全体に液が行き渡るようにスプレーします。
新品みたいに白くパリッと張りもでます。

●障子剥がしにはおろし大根

障子全体を霧吹きで濡らした後に筆かハケでおろし大根を桟に塗り、しばらくおいておくと紙が剥がしやすくなります。
紙を剥がした後は固く絞った雑巾できれいに拭きましょう。

●障子貼りは下から上に

水ハケで桟を十分ぬらし糊をふやかしてから障子剥がしをします。細長い丸い棒で下から巻き取っていくと破れずきれいに剥がすことができます。
乾燥する前に桟に残っている糊や紙を濡れ雑巾で拭き取って下さい。
障子紙の貼り方は、障子は上下ひっくり返してから上から順に貼っていきます。こうすれば正位置にしたとき紙の重なった部分にホコリがたまりにくくなります。
糊はおもゆ位の濃さにしてハケで軽く桟を叩くようにまんべんなく塗り、少し引張りかげんで障子紙を右から左に向かって貼りましょう。
最後に全体に霧吹きすればできあがりで、乾いたときにピンと貼り上がります。

●砂壁の砂落ち防止には洗濯糊

洗濯用の水糊を水で約15倍に薄めて霧吹きで壁に吹き付けます。2~3回吹き付けておけば大丈夫です。
乾くと表面の砂が糊で固定され落ちにくくなります。吹き付けすぎると風合いが損なわれます注意が必要です。

●畳の寿命

使い方や手入れの仕方によって多少違ってきますが、一般的には3~5年に一度表替えを行います。
畳を長持ちさせるためには毎日のお手入れが大切、畳の目や縁などにホコリが溜まらないようにこまめに掃除しましょう。

●畳干しは裏を表に

畳は湿気を非常に嫌いますので、基本的には年に1~2回は日光浴させましょう。
裏を表にすれば強い日差しの下でも日焼けによる畳の色あせを防ぐことができ、裏側の湿気も取ることができます。
畳を叩いてホコリを掃う際には、必ず裏側を叩きましょう。ホコリは叩く側に浮き出てきます。
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