21 October 2019

お庭のお手入れサービス

成功する雑草対策と失敗しがちな雑草対策

 

お庭はすぐに雑草が生えてきてお手入れが本当に大変です。

お庭づくりやリフォームの際には、雑草の生えにくい敷材を上手に取り入れて管理しやすいデザインにしましょう。

●成功する雑草対策

・耐久性の高い素材を選ぶ

耐久性の低い素材は、安く仕上がっても長い目で見ると掃除手間や交換手間などがかさむことになります。将来を考え、耐久性の高い素材を選びましょう。

・組み合わせ

お庭全面を1つの素材で舗装すると、単調になってしまいます。

雑草対策に併せて、植物を植える花壇を残したい、リビング前にテラスがあると便利などの希望がある場合は複数の素材を組み合わせるのもおすすめです。

・素材の使い方

ただ漠然と敷石を敷くのではなく、ここはテーブルを置くため凸凹の少ない素材で、ここは子供が遊べるように柔らかい人工芝にしたいなど、将来の使い道を考えてそれに適した素材を選びましょう。

・排水性

豪雨が降ることもありますので、そういう事態も想定した排水性確保は重要です。

舗装をすると雨水が地面にしみ込みにくくなるため、雨水があふれたり溜まったりしないように勾配をつけたり排水路を設けるなどの工夫が必要です。

・掃除のしやすさ

砂利敷は落ち葉の掃除が大変になるため、植物の近くには掃き掃除のしやすい敷石がおすすめです。

また、タイルは水洗いで比較的汚れが落としやすい素材のため、いつもきれいに保っておきたい場所におすすめです。

・費用

耐久性の高い素材ほど工事費用は高くなってしまいますが、一度しっかりと施工すれば雑草が生えてくる心配はありません。

また、目につかない場所は砂利敷きにして予算を節約するなど、組み合わせ次第でご予算に応じたプランニングを行いましょう。

●失敗しがちな雑草対策

雑草対策にはいろいろな方法がありますが、選択を間違えてしまうと、すぐ雑草が生えてきた、殺風景になってしまったなどということになりかねません。

・砂利敷き

砂利敷きは雑草対策として多く使われている方法ですが、使い方を間違えてしまうと逆にお手入れが大変になってしまいます。

例えば、ただ砂利を敷いただけではすぐに間から草が生えてきてしまう、細かい落ち葉が多いところで使うと掃除が大変になる、木の根本に使うと熱で樹木が痛むなどになってしまいます。

・全面コンクリート

全面コンクリートにしてしまうと、殺風景になってしまったと後悔することもあり、広い面積になると夏場は熱を持って家全体が熱くなってしまいます。

・ウッドチップ

砂利と同様に手軽な方法ですがすぐに雑草が生えてしまいます。

落ち葉の掃除は砂利以上に面倒で、木質を好む虫が越冬のために集まりやすいため、植物の調子が悪くなるなどトラブルの元にもなります。

・塩

塩をまくだけの方法なので簡単ですが、塩は雑草以外にも様々な植物にとって有害です。

塩分が建物の基礎や地中の配管を痛める危険もあり、雨などで近隣のお庭に流れてトラブルになることもあります。

・熱湯

雑草に熱湯をかけて枯らす方法ですが、雑草を枯らすためには熱いお湯をたっぷりかける必要があるため大変な作業です。

植わっている植物自体も痛む可能性もあり、しばらくするとまた新たに雑草が生えてしまうためほとんど効果が得られません。

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