害虫駆除サービス
冬も害虫は潜む
冬は害虫にとって、とても厳しい季節です。
害虫は春から夏にかけて増加して害虫駆除も春から夏に行うことが多く、冬は野外ではあまり見かけることはありません。
しかし、害虫がいなくなることはなく、季節の移り変わりによって発生する種類や場所、状況が異なります。
春から夏にかけて繁殖する害虫の多くは冬の寒さから逃れるために落ち葉の下や土の中など、雨風にさらされず比較的暖かい場所に隠れています。
人間の住みやすい環境は害虫の住みやすい環境でもあり、住宅にも様々な害虫が暖かさを求めて侵入し繁殖することもあります。
冬に行う害虫駆除で、来年の害虫の発生を抑えることができる可能性もあります。
冬は害虫の生息は減少し外から侵入する害虫もすくないため、室内での害虫駆除を徹底的に行うことで発生量を抑えることもできます。
●住宅に害虫が増えている原因
害虫は家に発生するわけではなく、居心地がいいと判断し条件がいい生息環境であると繁殖します。
・住宅の快適化
床、壁、天井などに断熱材を使用した高気密高断熱住宅が増えてきました。
高気密高断熱住宅は外の空気と家の中の空気が交じり合わない造りのため冬でも非常に暖く、空調の設備も整っているため冬の家の中は寒さをしのぐには絶好の環境になっています。
・健康志向
建材に含まれる有害な物質などが減少してきたことにより、害虫にも安全になっています。
・宅地開発
田んぼや畑、山や林を宅地開発をすると、もともと住んでいた虫たちが侵入してきます。
・材木の乾燥不足
建築の工期が短期間になり、住宅に使用される木材や基礎コンクリートなどの建材が十分に乾燥できず、湿気が多い状態になってしまいます。
・ライフスタイルの変化
日中不在で多く室内を閉め切った状態にすることが多く、住宅に湿気がこもりやすい状態になり虫の住みやすい環境となります。
●害虫対策のポイント
害虫が発生して繁殖してしまっては、被害から逃れることはできません。
発生後の駆除は大変で正しい方法で駆除を行わない場合は全滅させることは不可能ですが、冬の駆除は発見さえすれば簡単に行うこともできます。
・日頃の対策
日頃から害虫が住みやすい環境の住宅にしないことが重要、掃除などにも注意が必要です
・早期発見
害虫が住みつく前に早めの対処が大切です
・早期駆除
発見したらすぐに退治が重要、被害が拡大する前に正しい駆除法で行う必要があります
●害虫を寄せ付けない工夫
・掃除の徹底
家や家の周囲を日頃から掃除をすることで、家を清潔に保ち害虫の寄り付きにくい場所にすることができます。
日頃からキレイに掃除していることで、害虫が発生したり侵入してきたりしても比較的早い段階で被害に気付きやすくなります。
・害虫の好むようなものを置かない
ゴキブリやネズミなど、食品の臭いに誘われて寄りつく害虫もいます。
食品を腐らせないことはもちろん、ジップロックやタッパーなどにしっかりと保管して臭いの元となるようなものを置かないようにしましょう。
・害虫が嫌う成分を置く
害虫が嫌うようなニオイ成分を置くのも効果があります。
害虫によって異なりますが、ミントやハーブ類の香りの強い草類が苦手の害虫が多いです。
唐辛子にもカメムシなどの害虫を寄せ付けない効果があるため、ベランダに唐辛子エキス(容器に焼酎と唐辛子を入れる)を吹きかけたタオルなどをハンガーに吊るしておく方法もあります。
・害虫の侵入経路をつくらない
害虫はほんのわずかな隙間からでも侵入してきます。
エアコンの排気口や排水管などさまざまな場所から侵入するため、できるだけ隙間や穴は塞ぎましょう。
窓を開ける場合も網戸は必須、上手に換気をしながら開けっ放しにする時間を短縮しましょう。
●害虫の侵入経路
害虫はサイズが非常に小さいものも多く、人間が気付かない狭い隙間から容易に侵入することができます。
・玄関
玄関や窓は定番の害虫侵入経路の一つです。
玄関は1日の中で頻繁に開け閉めを行う扉であり、天気が良い日は窓を開けて換気を行う家庭も多くあります。
玄関ポストに郵便物や新聞紙が挟まった状態は隙間ができ、害虫が侵入することができます。
・窓
洗濯物を干す時や取り込む時に窓を開閉したり、喚起をすることもあります。
換気の際は網戸にしておけば大丈夫というわけではなく、完全な害虫対策とはいえないため注意が必要です。
・エアコン
エアコンは基本的にエアコンを使用していない時に、外にある排水ホースと室外機を通じて家の中に入り込みます。
エアコン用のホースを室外に通す時の通し穴はあらかじめ大きめに作られているため、ここからも家の中に入ることができます。
・換気扇
換気扇も室内の空気を外に出す排気の役割を果たしているため外から害虫の侵入を許してしまいやすい場所です。
・排水口
台所などでコバエを見かけることがありますが、これらは汚れが蓄積された排水口から発生するためです。
・外出先
外出先で虫の卵や幼虫を衣服などに付着させてそのまま帰宅することで、害虫が侵入することもあります。
休日に野外でのレジャーを楽しんだり草むらなどがある公園に遊びに行くという家族は多く、このような緑が豊富な場所は害虫が暮らすには良好な環境でもあります。
ダニは家の中で発生すると思われてることも多いですが、外から侵入することが非常に多くなっています。
ゴキブリやムカデも前外から持ち込んでしまったという可能性もあります。