お知らせ
広島県尾道市で雨どいの修理を行いました
本日は、広島県尾道市で雨どいの修理を行いました。
雨樋が取れたので付け直してほしいとのご依頼です。
多くは自然災害での破損や経年劣化が原因の修理ですが、今回の原因はいつもとは異なる原因での修理でした。
それは…
なんと、専門業者によって行われた手抜き工事が原因でした…
築20年の日本家屋ですが屋根の形状が特殊で、3本の雨どいを屋根の上で2m這わせてあるるのですが、2本が取れてしまっています。
1年前に専門業者に付け替えてもらわれたとのことで、破損するのは早すぎると思い確認したところ、雨どいを固定するために使用されている針金の素材が原因でした。
3本の雨どいのうち、取れていない1本はちゃんと銅製の錆びない針金が使用されています。
しかし、取れてしまった2本の雨どいに使われていたのはなんと鉄製の針金。
鉄製では、雨にさらされると錆びてしまいます。
実際、取れてしまっている鉄製の針金はかなり錆びていました。
1年前に付け替えた時に、3本の雨どいを適正な銅製の針金で固定していたら取れることはなかったと思います。
取れてしまった雨どいに目立った破損はなくそのまま使用できるため、銅製の針金で固定しました。
取れることなく残っていた1本の雨どいがちゃんと固定されているかも確認して作業完了です。