お知らせ
メンテナンスとリフォームの違い
大切なマイホーム、快適に長く暮らしていくためには定期的なメンテナンスやリフォームが必要です。
●メンテナンスとは
設備の破損や不具合が生じたときに修繕を施し「新築時の機能を元どおりに」することです。住宅を維持するために必要最低限の対処で、家の性能をアップするものではありません。
傷みやすい屋根のメンテナンスは外壁と同時に行うのが合理的、屋根の補修は外壁と同時に行うのがオススメです。
屋根も外壁同様、常に雨風や直射日光に照らされる場所だけに、定期的なメンテナンスが必要になる場所。
足場をかけて工事する都合上、屋根だけのメンテナンスだけで済ませるのはもったいなく、外壁の塗装や雨樋の修理など足場を有効に活用できるメンテナンスと同時実施することが望ましいです。
●リフォームとは
設備や間取りの変更や最新化などによって、現在の暮らし方に合わせた住環境に改善することです。住宅の性能を最新の新築住宅の水準にまで押し上げることも可能であるため、リフォームにより住まいの快適さを大きく変えることができます。
設備のリフォームは、汚れや痛みが目立ってきた住宅の内外装や設備・部材の補修や交換をします。
外観リフォームは、住まいの経過年数によって生じる住宅の痛みを塗装やタイルを使い補修します。
内装のリフォームは、部屋の壁紙や襖の貼り替え、畳表替、フローリングやクッションフロアの貼り替えなどを行います。
●適切なメンテナンス・リフォームのタイミング
家電や家具などの耐久消費財に交換のタイミングがあるように、住宅内に取り付けられた各設備にも適切な交換のタイミングがあります。
・築5年…メンテナンス
クロスの張替、瓦の点検、外壁の部分的清掃など、細部の破損や汚れなどの修繕を考えたい時期です。
・築10年…メンテナンス
キッチン、トイレ、浴室など水まわりの修繕を考えたい時期です。
・築15年…リフォーム
雨どいの補修、家の土台となる基礎コンクリートの亀裂補修、床の全面的な補修など、家の土台や給排水部分など目に見えない箇所のチェックと必要に応じた修繕を考えたい時期です。
また、建具入れ替え、水まわりの取り替え、間取りも含めた全面改築など、家族構成の変化や家の経年変化を考慮して増改築を考えたい時期です。