お知らせ
広島県廿日市市にあるご自宅のゴミ屋敷清掃を行ってきました。
本日は広島県廿日市市にある70代女性が住まれている家、ゴミ屋敷となってしまったお部屋の片付け&清掃作業でした。
最近はご本人やご家族からの依頼ではなく社会福祉団体、町内会といった所からも多くお問い合わせいただき、今や社会問題の1つともなっています。
ゴミが散乱した状態での生活は当然健康面にも大きな影響を及ぼします。
しかも生活していいる方が高齢者という方であれば尚更です。
またこういったゴミ屋敷にしてしまう多くの方は「セルフ・ネグレスト」といった心の問題を抱えている場合が多いです。
孤独死でお亡くなりになられた方の8割以上はセルフ・ネグレストが原因とも言われております。
セルフネグレストは自身の生きる気欲を失くし、生活習慣や感覚が麻痺してしまします。
そして周囲との関係を断とうとしてしまいます。
その結果、ゴミが溜まった生活の状態も気にしなくなってしまうのです。
こういった方は心の根本的な解決ができない限り、例え一度部屋を綺麗にしてもまた数か月後には元のゴミ屋敷の状態に戻ってしまうケースがよく見られます。
一人暮らしの高齢者は孤独や何らかしらの心の悩みを抱えている方が私たちが想像している以上に多く、深い闇を持っています。
こういった方がが孤独死などで発見される現場を多く見てきました。
これを解決するためには地域の協力無しではありえません。
地域の方が少しでもこの病気の事を理解し、支え、第三者が介入しない限り、ご本人からSOS発信する事はありません。
見て見ぬふりをするのではなく、根気よくコミュニケーションをとり見守り続けるという事が何より大事な事だと思います。
もしこのような方がお近くにいてどうすればいいか分からないとお困りの方はハウスドクターに是非ご相談ください。