08 July 2018

ハウスメンテナンスサービス

白濁した水性ワックスの補修方法

ホームセンターなどにはいろいろなフローリングワックスが販売されています。

DIYで使用することができそうな一般家庭用のワックスは、そのほとんどが水性ワックスです。水性ワックスは作業性に優れ重ね塗りが可能であるため、半年に一度くらいで塗り直すことでフローリングの艶を維持することができます。

現在では2年耐久のワックスや鏡面ワックスなども市販されおり、どのワックスを選べば良いのか迷ってしまうほどの品揃えとなっています。

取扱が簡単で使いやすい水性ワックスですが、ただこの水性ワックスは「水に弱い」というデメリットもあります。

水性ワックスを塗っている床に濡れたものを長時間置いていたりすると、フローリングが白濁してしまうことがあります。ワックスが化学変化を起こして溶解し、白濁してしまうのです。

この白濁してしまった水性ワックスを補修するためには、一度ワックスを全て剥がさなくてはいけません。

最初に、ワックス剥がしを使用してフリーリングの古いワックスを剥がして行きます。ワックス剥がしは強アルカリでできており油脂を溶かす性質があるため、ワックスを溶解して剥がすことができます。

続いて、溶解し始めたワックスを専用のスポンジで擦り取ります。ワックスもそんなに簡単には剥がすことができない場合もありますので、しっかりと行いましょう。

車の塗装と同様に、床にワックスを塗るためには下地作りが非常に大事です。最後にワックスを塗る作業をきれいに行うためにも、しっかりと丁寧に行いましょう。

妥協することなく丹念にワックスを剥がした後は、除湿機と扇風機を併用して完全に乾燥するまで待ちます。この後に行うワックスを塗る作業を上手に行うためには、完全に乾燥をさせましょう。

フローリングが完全に乾燥すると、続いて防水用のワックスを均一に塗り込みます。

防水ワックスは一般的なワックスに比べると多少コストがかかりますが、再度フローリングを白濁させてしまわないためにも防水仕様のワックスが良いでしょう。床の状況を気にすることなく普段の生活を過ごすことができるためにも、防水仕様のワックスがおすすめです。

ワックスを塗る作業は専用のスポンジワイパーを使用して均一に塗り込みます。ワックスを塗り込んだ後はそのワックスを完全に乾燥させ、再度ワックスを塗り2度塗りを行いましょう。ワックスは2度塗り3度塗りすることでフローリングの小傷も目立たなくなり、色の深みも出てくるようになります。

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